当院では、さまざまな検査を行ったうえで、患者さんの虫歯や歯周病の原因を明らかにし、
生活習慣の面からもアドバイスを行い、患者さんのための治療計画を一緒に作成していきます。
治療の前後ではお口の中を撮影し、治療によるお口の変化を分かりやすくご説明いたします。
症状が改善した後も、予防を重視した定期的なメインテナンスを中心に、
患者さんのお口の健康を長くサポートしてまいりますので、どうぞご安心ください。
LS1法(乳酸菌タブレットを使用し、口内細菌をコントロールする治療法)
一定の期間にわたり、LS1という乳酸菌が多く含まれたタブレットを服用し、歯周病菌を殺してお口の中の善玉菌を増やし、歯周病の予防をめざす治療法です。LS1の活発な活動により、歯周病の細菌量が減少し、歯周病による影響が少なくなると考えられています。
シーラント法(奥歯の溝をフッ素で埋めて虫歯を予防する治療法)
シーラントは、フッ素を放出するお薬を流し込んで歯の溝を埋め、溝に食べかすが溜まらないようにして虫歯を予防する方法です。6歳臼歯と呼ばれている、最初に生える永久歯の治療に適しています。歯を削る必要がなく、痛みを感じる心配もほとんどありません。
フッ素法(フッ素を歯に塗布し、虫歯を予防し歯の再石灰化を補う治療法)
フッ素に含まれる有効成分には、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化して虫歯を予防する効果が期待されています。フッ素の効果は永続的ではないため、歯科医院での定期的な塗布がお勧めです。
歯科衛生士が行うクリーニングは、予防治療の要です。丁寧に皆様の歯の状態を把握し、一本一本こまやかにクリーニングを行います。「予防に来る」という感覚ではなく、「ここに来ると歯がつるつるして気持ちいい」と思っていただけるよう、歯科衛生士一同、心をこめて行います。
Dental Drug Delivery System(デンタル ドラッグ デリバリー システム)の略称が3DSです。お口の中の徹底したクリーニングや歯石除去、専用のマウスピースに薬剤を注入し、お口の細菌を殺菌する方法などを用いて、虫歯菌や歯周病菌を排除する方法です。